【徹底解説】コーティング施工車の洗車の頻度はどれくらいが理想?
今回は、コーティングを施工した車の洗車の頻度はどれくらいがいいのかを解説していきます。
カーコーティングを施工しても普段走行していると、どんどん汚れてきてしまいます。
『なるべくコーティング直後のような輝きを維持したい・・・』と思う一方で、コーティング施工車のお手入れ方法が分からなかったり、どれくらいの頻度で洗車を行えばいいのかで迷う方も多いと思います。
そこで今回は、コーティング施工後にどれくらいの頻度で洗車をすればいいのか、洗車のタイミング、洗車の仕方などを詳しく解説していきます。
お手入れのやり方によってコーティングの効果や耐久性、見た目も大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください!
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【コーティングした車の洗車頻度について】
まずはじめに、コーティングを施工した車の洗車頻度やタイミングについて解説していきます。
『1週間に1回が理想』
コーティング施工した車の洗車頻度は1週間に1回が理想となります。
必ずではないのですが、汚れは固着してしまうと取れにくくなり、花粉や鳥ふんなどの場合はコーティング被膜や塗装自体がダメージを受けてしまい目立つシミになったりする恐れがあります。
そのため、普通に乗っていた場合で考えると1週間に1回が理想です。
屋根付きの車庫に駐車しており、1週間乗ってないので汚れていない場合などは洗車しなくても大丈夫です。
また、コーティング施工した車の場合は被膜が汚れの固着を防いでくれるため、あまり汚れていない場合などは水洗いのみでも問題ありません。
『雨が降る前の洗車も重要』
一般的な洗車のタイミングとして「汚れたら洗車」と考えがちですが雨が降る前に洗車をするのも大切です。
その理由として、シミなどは車の汚れと雨が混じって乾燥することで発生しやすくなるからです。
酷く汚れていて、雨の後に洗車するタイミングがない場合は、雨の前に洗車しておくことがおすすめです。
特にシミが目立ちやすく、汚れが焼きつきやすい濃色車は注意が必要です。
もちろん雨が降った後の洗車も大切です。
『すぐに洗車が必要な事例』
定期的な洗車以外でもボディの状態によってはすぐに洗車をした方がいい場合があります。
・鳥フンや虫が付着した場合
〜鳥フンは成分が酸性など塗装に悪影響を与えるものなので、付着した場合はすぐに水で洗い流すようにしましょう。
そのままにしておくと磨いても取れないほどのシミができてしまう恐れがあります。
虫の死骸も同様なので、夜間走行したり長距離を運転して虫が付着した場合も水で洗い流すようにしましょう。
鳥フンは砂などが混ざっているので、こすって洗うのではなく強く水を当てて流して洗車キズなどのリスクを減らすようにしましょう。
・花粉や黄砂の飛散が多い日
〜花粉や黄砂も含まれる成分により塗装にシミができやすくなります。
花粉の季節などは特に定期的な洗車をするようにしましょう。
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【コーティングした車のやってはいけない洗車方法】
コーティング施工車の場合、おすすめできない洗車方法があります。
どのような事例があるのか見ていきましょう。
『自動洗車機の利用』
しっかり管理をしている洗車機もあるので一概に言えないのですが、自動洗車機での洗車はおすすめしません。
ブラシで強くボディを洗うため、全体に洗車キズがついてしまう可能性が高いと言えます。
また、洗車機によっては「ワックス洗車」「撥水洗車」などのメニューがあり、そのようなメニューを選択した車の後に使用するとブラシにワックスなどの溶剤が残っている可能性もあり、ボディに付着することで被膜が剥がれたりすることもあります。
時間などがなくどうしても洗車機を使用したいという場合は「ノンブラシタイプ」を選択するようにしましょう。
もちろんその場合でも、ワックス剤配合などのメニューは選ばないようにしましょう。
『ディーラーに車を預ける際は注意が必要』
ディーラーではコーティング以外でも車検やその他の点検で利用することがあります。
その際に無料で洗車がついていることが多いのですが、ディーラーでの洗車は基本的に自動洗車機を使用しているお店がほとんどです。
お願いしていない場合でも、いつの間にか自動洗車機に入れられていたということがあります。
預けたりする場合は「コーティング施工車なので洗車機は使用しないでほしい」と必ず事前に伝えておくことがおすすめです。
ディーラー以外でもお店に車を預ける場合には注意しましょう。
【コーティングした車の洗車方法・ホイール編】
次に車の正しい洗車方法について解説していきます。
やり方を間違うとコーティングした車であってもキズだらけになったり被膜が剥がれてしまう恐れがあります。
『ホイールなどの足回りの洗浄』
足回りはブレーキダストや泥水などの汚れが付着しやすく、一番汚れている箇所になります。
ホイールを後から洗浄すると、専用洗剤(アルカリ性などの洗剤)がボディに付着したり、洗い流す際に汚れた水が周辺のボディへ飛び散る可能性があります。
程度にもよるのですが、基本的にホイールなど汚れがひどい場所から洗うのが基本です。
中性洗剤ではなく、専用のアルカリ性洗剤などを使用した場合はボディに付着した場合、塗装や被膜に悪影響が出てしまうため、しっかりと大量の水で流し漏れがないようにしましょう。
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【コーティングした車の洗車方法・ボディ編】
『水で汚れを落とす』
洗車と言えばシャンプーをイメージする人が多いのですが、まずはじめに必ず水で汚れを落としてからになります。
いきなりシャンプーをしてしまうと、洗った際に表面の砂ぼこりなどの汚れを引きずってしまいボディ全体に細かい洗車キズが入ってしまう可能性が高いからです。
理想は高圧洗浄器の使用ですが、ない場合は通常のシャワーやジェットタイプにしてでも汚れは落とせます。
この時に注意するのが流す順番です。
必ずルーフ(天井)から窓、ドア、足回りといった感じで上から下に流すようにしましょう。
また、細かいグリル部分などは汚れを落とそうと、高圧洗車機を近距離などで当てると破損する可能性があるため注意が必要です。
『専用洗剤でボディをシャンプーする』
次はシャンプーをしていくのですが、使用する洗剤は中性のカーシャンプーを使用するようにしましょう。
中性シャンプーはコーティング被膜に悪影響を与えにくいためです。
泡だてて優しくボディを洗っていくのですが、この際も上から下が基本となります。
フェンダー、再度スポイラーは汚れが固着していることが多いので最後に洗い、洗っているウエスやスポンジが地面やホイールにつかないように注意しましょう。
汚れがついているから強く指でこする人がいますが、線キズの原因になるので絶対にやめましょう。
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『水で流して拭きあげ』
洗った後は、上から下の順番でしっかりと水で洗い流していきます。
細かいグリル部分や隙間、ミラーなどは泡が残りやすいためしっかりと水で洗い流します。
流した後は、専用のマイクロファイバークロスで優しく拭きあげていきます。
一般的なタオルは材質が硬く、使用すると拭きキズが全体に入ってしまう恐れがあります。
なくても大丈夫なのですが、理想はエアブローで細かい隙間やグリルの水分を飛ばしながらの拭きあげが理想です。
窓の拭きあげはマイクロファイバークロスを使用しても問題ないのですが、なるべくボディを拭くものとわけた方がいいでしょう。
手順としては、ボディ・窓の拭きあげ→エッジなどの細部拭きあげ→ホイールなどの足回りの拭きあげとなります。
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【洗車の際の注意点】
次に洗車を行う上での注意点について解説していきます。
『強くこすらない』
上記でも説明したように、汚れがきになるからと強くこすると線キズが入ってしまう可能性が高いです。
強く押し当てたり、指で部分できにこすったりするのはやめましょう。
どうしても取れず気になる場合は、コーティング施工店に相談してクリーナーなどを使用してみるのがおすすめです。
『必ず専用のクロスやスポンジで洗う』
ボディを洗う場合は一般的なタオルではなく、洗車用として販売してあるクロスやスポンジを使用するようにしましょう。
材質が硬いと線キズの原因になります。
また、何度か使用している場合は使用前に表面を洗ったりしてか使うようにして、劣化で硬くなったりしてきたものは新しいものに変えるようにしましょう。
『ホイールとボディを洗うスポンジは別に用意する』
ボディ全体をシャンプーする時に、ホイールとボディを一緒のスポンジで洗わないようにしましょう。
ホイールはブレーキダストや鉄粉、その他の汚れが一番付着しており汚れている箇所になります。
同じスポンジを使用すると、水では落ちなかった汚れが表面に付着してしまい、そのままボディを洗浄すると線キズが入ってしまう恐れがあります。
細かいグリルなどで汚れがたまっている場合なども分けると線キズの発生を防ぎやすくなります。
『中性シャンプーを使用する』
カーシャンプーには含まれる成分にはアルカリ性・中性・酸性があり、それぞれに特徴があります。
・酸性シャンプー
洗浄力が最も強いため油汚れや固着した汚れを落としやすいメリットがある一方で、塗装に影響が出やすかったりコーティング被膜が剥がれやすくなります。
・アルカリ性シャンプー
カーシャンプーの場合、弱アルカリ性が多く、排気ガスや雨水に含まれた油分の固着など油に対する汚れを落としやすい特徴がある一方で酸性ほどではないですが、塗装面やコーティング被膜に影響がある可能性があります。
・中性シャンプー
塗装やコーティング被膜に影響がなくコーティング施工車の洗車に最もオススメのシャンプーです。
『中性の家庭用洗剤を使用してもいいか』という質問があるのですが、性質的には問題ないものの、泡立ちや泡切れ性能などが向いていないためおすすめしません。
このように含まれる成分によって特徴やリスクがあるため、まずは中性洗剤で洗ってみた上でマフラーやホイールなどの汚れがなかなか落ちない場合は、ボディの状態を施工したお店に相談したりした上でアルカリ性シャンプーなどを部分的に使用するようにしましょう。
『ボディは上から下の順番で洗っていく』
上記で説明したように、ホイール洗浄後のボディ洗浄は必ず上から下に洗っていくようにしましょう。
『夏場はボディの乾燥に注意する』
夏場に洗車をする場合は乾燥に注意が必要です。
シャンプーが乾いてしまうと最悪の場合、焼きついた感じになりムラが取れなくなってしまいます。
黒色は特に注意が必要です。
また、白色などであってもファミリーカーはサイズが大きいため洗う時間が長くなり乾燥しやすくなります。
最初の水をかける段階でしっかりとボディを冷やすようにするのと、なるべく青空では洗車を避けるか乾燥を意識して作業するようにしましょう。
『背の高い車は衣服の擦れに注意する』
ファミリーカーを洗車したりする場合、ルーフ部分の中央などに手が届きにくく、衣服がボディ横に擦れたりすることがあります。
触れる程度であれば問題ないのですが、寄りかかって動かしたりすると線キズが入ることがあります。
衣服はなるべくボディに当たらないように注意が必要です。
『拭きあげはマイクロファイバークロスを使用する』
洗車をしていて誰もが悩むことが「拭きキズ」です。
どれだけ注意しても、コーティングを施工していても完全に防ぐことはできません。
「高級コーティングなら〇〇で擦っても安心!!」みたいな宣伝をたまに見かけますが、現時点でキズを100%防止するようなコーティングはまずありません。
ですが、限りなく抑えることは可能で、最も大切なのが専用のマイクロファイバークロスを使用することです。
マイクロファイバークロスで優しく拭き上げれば限りなく拭きキズを抑えることができます。
材質が柔らかいだけではなく、給水性が優れており拭きあげる回数を減らすことができるからです。
古くなってきたクロスを定期的に交換することも大切です。
【当店でコーティング施工をするとプレミアム手洗い洗車が1、000円に!】
ここまでコーティング施工車の洗車について解説してきましたが、洗車自体はそれなりに時間がかかり、理想の洗車を行おうと思えば道具を揃えるのも大変です。
中には洗車する時間がないという人もいるのではないでしょうか。
そのような方は是非当店へお任せください!
コーティング専門店である当店へ、コーティング施工を依頼していただいたお客様に限り、プレムアム手洗い洗車を何度でも毎回1,000円で実施いたします。
車のサイズ問わず、ミニバンなどでも輸入車でも1,000円です!
上記で説明した洗車方法に加え、ボディ状態に応じてコンディショナーやクリーナーなど通常であれば有料オプションとなるサービスもついての1,000円です。
コーティング施工を検討されている方はぜひ当店での施工をご検討ください。
【定期的な洗車で愛車をキレイに維持しよう】
今回はコーティング施工車の洗車頻度について紹介しました。
一般的な使用状況であれば1週間に1回の洗車が最も理想的な洗車頻度となります。
絶対にというわけではないですが、キレイに愛車を保つために意識しておくとシミや汚れの固着を防ぐことができます。
また、鳥フンや虫の死骸などが付着した場合、塗装や被膜がダメージを受けやすいためなるべくすぐに洗い流すようにしましょう。
洗車方法に関しては自動洗車機の使用はなるべく控えるようにした上で、正しい洗車方法で洗うことが大切です。
何か気になる汚れやシミなどがあった場合は無理に取ろうとはせずに、コーティング施工店などに相談するようにしましょう。
今回紹介した方法でアフターケアを行えば今まで以上に愛車をキレイに維持しやすくなり、快適なカーライフを送ることができるでしょう。
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