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【必見】カーコーティングの撥水の種類と特徴を詳しく解説

投稿日:2019.10.10 木曜日


今回はカーコーティングを選ぶ基準の

一つ『撥水』について詳しくご紹介していきたいと思います。

撥水性能はコーティングを選ぶ上で重要なものになります。

市販の商品などを見ると『親水性』や『撥水性、他にも『疎水性』や『滑水タイプ』などがあります。

それぞれどんな特徴や違いがあるのかわからず購入や施工依頼の際に迷われた方は結構いるのではないでしょうか?

 

そこで今回は撥水の種類とその特徴について詳しく説明していきたいと思います。

是非、コーティング施工の際参考にしてみてください。

 

【撥水性って何?】

撥水性とは

そもそも撥水・撥水性とは何なのかを

説明していきたいと思います。

 

『コーティング皮膜の水のはじきやすさを表したもの』

撥水とは文字通り水をはじくという意味です。

撥水は主に水のはじきやすさ等を表し

疎水は水となじみにくい性質を現します。

疎水性を持ったものは水になじみ難く同時に水をはじく撥水性の表面にもなります。

 

『撥水の定義』

撥水の定義

参照元:https://www.fluorotech.co.jp/

撥水状態を表す方法として水の接触角が用いられています。

・1~40°  程度 :親水
・40~90°   程度 :低撥水、疎水、滑水
・90~120° 程度  :高撥水
・180~120°程度 :超撥水

 

『撥水の仕組み』

撥水の仕組み

撥水は水よりも表面の表面張力が小さいほどよく撥水します。

フッ素は電気陰性度が高くその化合物であるフッ素樹脂は表面張力が小さくなり水などをしっかり弾くことができます。

水の接触角150°以上の超撥水のものなどは植物のハスなどの葉の表面のように規則的に配列された細かな凹凸表面がないどできません。

そのため施工後、布などで強く拭いたりしてしまうと撥水の性能が変わってしまう恐れがあります。

 

『撥水性コーティング施工のメリット』

コーティング施工のメリット

水に含まれている水溶性の汚れ物質は

撥水性のある皮膜の表面で弾かれるため塗装面が汚れにくくなります。

また付着した汚れも撥水性能が強いと水洗いなどで簡単に落としやすくなっているので普段のお手入れが楽になります。


【撥水の種類】

撥水の種類

参照元:https://news.nicovideo.jp/watch/nw5772387

 

先ほど説明したように全て水を弾くという意味では同じです。

ですが車のコーティング業界では弾き方により少し表現が異なります。

その種類と特徴について説明していきます。

 

『撥水性』

車のコーティング 撥水

参照元:https://www.amvel.net/product/colont/

撥水性が強いものほど水を流すと水玉になりコロコロと流れていくイメージになります。

その撥水性を表したものが先ほどの接触角の定義になります。

説明の際はハスの葉を用いられることが多いです。

参照元:https://youtu.be/2aWZkku7K3A

水を弾いている様子がわかりやすく

その見た目から人気となっています。

光沢効果もあります。

 

水玉として残りやすいため水滴がレンズの役割を果たし場所によっては不純物などのシミ(イオンデポジット)ができてしまう可能性があります。 

※最近ではイオンデポジット対策がしてある撥水商品もあり必ずシミができるというわけではありません。

 

『疎水性』

コーティング業界では自然に水が流れていくイメージとして用いられます。

水玉というよりは大きな水の塊が徐々に流れて水がなくなっていく感じになります。

撥水性よりも水はけがいいと言われています。

 

そのためイオンデポジット等は撥水に

比べできにくくなります。

だた小雨の場合などはなかなか水の固まりになりにくく見た目は撥水と同じ感じになります。

また撥水コーティングに比べ輝きが少し悪くなるという意見もあります。

 

『親水性』

参照元:https://news.nicovideo.jp/watch/nw5772387

親水性は疎水性とは逆で水になじみやすいという意味ですが、コーティング後の見た目はそこまで疎水性のものと変わりがありません。

製品によってその弾き方は変わるのですが疎水と親水は同じような感じと捉えてもいいでしょう。

疎水性と同じく水玉ができにくいのでイオンデポジットもできにくいと言われています。

ですが見た目は撥水している感じがないため気持ちがよくないなどの意見もあります。

 

【愛車にあった撥水コーティングを選ぼう】

どうでしたでしょうか?

撥水の定義やその種類などがお分かりいただけたと思います。

それぞれメリットや特徴があります。

例えばルーフが比較的なだらかで流れにくいものはイオンデポジットを避けて親水や疎水性のものを選んだりはじいている感じを見た目で選ぶのも全然問題ありません。

 

また商品によってその寿命などに違いがあり、値段もバラバラです。

撥水と防キズ性能をメインで考えたり撥水と艶をメインで考えたりとその他の特徴も含め考えることも大切です。

 

どうしても迷ったりした場合は店員や

プロの業者へ相談するようにしましょう。

当店では超撥水のものから親水性のものまで幅広くコーティングを準備しています。

まずは相談からでも大丈夫ですのでお問い合わせお待ちしております。

電話番号:06-6555-9898

 

 

 

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