【今すぐ解決】車にできる水垢やシミの原因は?落とし方や防ぎ方を徹底解説!
車を美しく保つ上で、誰もが一度は悩んだことがあるのが「水垢」や「シミ」の汚れです。
塗装面や窓ガラス全体にできてしまい、車自体の見た目が悪くなります。
また、酷い水垢やシミの場合、拭いただけではなかなか落とすことができません。そこで今回は
・水垢やシミができる原因
・水垢やシミの落とし方
・水垢やシミ汚れを防ぐ方法
・水垢やシミを落とす際の注意点
この4つについて詳しく解説していきます。
「車を常に美しい状態で保ちたい…」
「シミや水垢を落としたい…」
このような悩みをお持ちの方は、是非参考にしてみてください!
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【水垢・シミの種類】
車の表面に発生する水垢の汚れですが、全て同じというわけではありません。
どのような種類があり、その成分は何なのかをまずは見ていきましょう。
『油性の水垢』
油性の水垢は、道路上に含まれる油分の汚れなどが雨水と交じり、走行中に塗装面に付着するなどして発生します。
また、車の様々な場所に使用されるグリースなどが垂れてしまったりして塗装面に付着することもあります。
その他にも、塗装面や窓ガラスに施工されているワックスも原因の一つです。
昔に比べ、耐久性は改善していますが、雨の中で走行したりを繰り返すうちに落ちてきて他の汚れと混ざり水垢が発生します。
『水性の水垢』
水性の水垢は、文字通り、油分を含んでいないため、比較的簡単に落とすことができる水垢です。
空気中のちりやほこりが塗装面や窓に付着し、雨水などと混ざり、そのまま乾いてしまうと発生します。
また、このような水垢やシミを落とすために洗車をしますが、水の中に含まれるミネラル等の成分も水垢をつくってしまう成分の一つです。
汚れが溜まりやすい溝やその付近によくできてしまいます。
『窓ガラスに発生するシミ・ウロコ』
水垢と同じ成分が原因で発生するシミで、窓ガラスに発生するものをウロコとも呼びます。
文字通り、魚のウロコのようなシミで、水分に含まれるミネラルなどが原因でできてしまいます。
乾燥してそのまま長期間放置すると簡単には取れなくなってしまいます。
【車に水垢ができてしまう原因】
水垢やシミの種類には「油性」と「水性」があることを説明してきました。
では、なぜそのような水垢が車の窓ガラスやボディに発生するのでしょうか。
主な原因として、以下のようなものがあります。
『車の保管環境』
一番の原因としてあるのが、車の保管環境です。
屋内であれば雨風を防ぐことが可能で、太陽光による汚れの乾燥と強い固着からも守ることができます。
屋外で青空駐車場などで保管している場合、雨風による汚れの付着から車を守ることができません。
定期的に洗車をすれば、ある程度防ぐことができるのですが、雨のたびに洗車をするのはとても大変なため、そのまま汚れが放置され固着した結果、シミや水垢が発生します。
また、屋内であっても雨の日に走行して濡れたまま止めるので完全に防ぐことはできません。
『汚れの放置』
基本的に、ホコリや泥などの汚れは付着してすぐであれば、簡単に落とすことができます。
ですが、塗装面やガラスの表面に付着して、時間が経過してしまうと、固着してしまい、洗車などでは取れないような強い水垢やシミとなってしまいます。
【車の水垢、シミの落とし方・ボディ編】
車に付着した水垢やシミの落とし方についてはいくつかの種類があります。
ボディにできてしまった場合の落とし方を見ていきましょう。
『洗車』
車のボディに水垢やシミが発生した場合の対処方法として一番おすすめなのが、洗車です。
車全体を一気に洗うことが可能で、ガソリンスタンドやフリーの洗車場なども近くにあり、シャンプーなどがあれば自宅でも可能です。
いきなりシャンプーを始めるのではなく、最初は強めに水を当てて表面の汚れをしっかりと取り除きます。
その後シャンプーで汚れを落としていきます。
洗う道具は、古いタオルや硬いものを避けて柔らかい素材を選びましょう。
専用のスポンジなどが一番おすすめです。
【おすすめ洗車グッズ】
『専用のクリーナーを使用する』
車パーツ専門店や通販サイトで市販されている水垢、シミ専用のクリーナ等でも落とすことが可能です。
商品によっては、成分が強いものもあるため、使用方法などはしっかり読んでから使用するようにしましょう。
専用クリーナーを使用する場合でも、なるべく洗車で汚れを取り除いてから使用するようにしましょう。
そのまま使用すると、汚れを引っ張り塗装面に拭きキズなどが入ってしまう可能性があります。
【おすすめスケール除去剤】
『コンパウンドで磨く』

コンパウンドとは、研磨剤のことでキズを磨くためのものなのですが、粒が粗いものから細かいものまで種類があります。
目の細かさは、粗目、中目、細目、極細目、超微粒子などの種類がありメーカーによって様々です。
粗目などの場合、深い傷はすぐに消すことができますが、その分細かいキズなどが入ってしまいます。
そのため、段階を分けて細かいコンパウンドで仕上げ、磨きキズまで消していくようにしましょう。
【おすすめコンパウンド】
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【車の水垢・シミの落とし方・窓ガラス編】
次に、窓ガラスに着いた水垢やシミ(ウロコ)の落とし方について説明していきます。
窓ガラスの場合も、ボディの時と同様で洗車が一番おすすめの方法となります。
『洗車』

ボディと同じで、洗車が水垢やシミの落とし方の基本的な方法となります。
まず初めに、しっかりと水をかけて表面の汚れをしっかり落としてからシャンプーをします。
ボディと同じで、強くこするとキズが入ってしまう可能性があります。
『専用の洗剤を使用する』

市販されている水垢やウロコ取り専用のクリーナーや洗剤を使用するのも、有効な方法の一つです。
専用のスポンジや溶剤など、種類は様々です。
この時の注意点として、成分など知ったうえで使用方法をしっかり守ることです。
水垢やウロコは軽度なものから強固なものまでがあり、酷いものは、酸性の成分で溶かして落とします。
『ガラス研磨剤を使用する』

窓ガラスのクリーナーには研磨剤が入っているものがあります。
溶かして落とすのとは違い、研磨剤が表面を削って落としていきます。
水垢やウロコ取り以外でも、窓ガラスの撥水施工の前に、油膜を取り除くために使用したりすることもできます。
使用する場合の注意点として、クリーナーと同様に、フロントガラス以外に付着しないようにしましょう。
また、水垢が取れるからといって、塗装面の水垢を取ったりするのに使用するのは止めましょう。
このような、研磨剤やクリーナーを使用する場合も、まずはしっかり水で表面の汚れを落とし、汚れをふき取ってから施工するようにしましょう。
砂ほこりなどが付いたまま施工すると、引きずってしまい線キズなどの原因になってしまう恐れがあります。
【車を水垢やシミから守る方法】
車に発生する水垢やシミの原因、その除去方法について詳しく説明してきました。
このような悩みは、普段から車の管理方法を気を付けるだけでも、かなり軽減させることが可能です。
どうやったら愛車を水垢やシミから守れるのか、見ていきましょう。
『屋内保管にする』
水垢やシミの原因は、汚れや雨水などが表面で混ざり、そのまま乾燥して固着してしまうことが原因だと説明しました。
そのため、屋内に保管することは車をきれいに保つ上でとても有効となります。
汚れや雨から車を守るのはもちろん、直射日光を避けることができるので、強く汚れが固着しにくくもなります。
『定期的に洗車する』
車を水垢やシミから守る方法として最も有効なのが定期的な洗車です。
汚れは走行しているとどうしても付着してしまうものです。
ですが、そのまま放置せず、固着していないうちにしっかり洗い流せば問題ありません。
そのため定期的な洗車が一番おすすめです。
雨風が強く、汚れた次の日などは特に洗車をするようにしましょう。
毎日洗車をするというのは、現実的ではないので、数日に一回、1週間に1回は洗車をすることが望ましいです。
自分で洗車を行う時間がない場合は、洗車機を利用したり、ガソリンスタンドで手洗い洗車の利用も可能です。
洗車機を利用する場合、線キズなどが入ってしまう可能性が高いので、なるべくブラシがないタイプのものを使用するのが望ましくなります。
『ボディコーティングやガラス撥水を施工する』
カーコーティングも、水垢やシミから愛車を守る方法として、とても有効です。
ボディ―コーティングには、油脂系、樹脂系、ガラス系があり、現在主流となっているのが、ガラス系です。
塗装の表面に施工することで、ガラス繊維の皮膜を形成し、汚れの固着や線キズからボディを守ります。
汚れが付着しにくいため、普段のお手入れも楽になります。
コーティング後の洗車など、普段のお手入れに関しては、施工した専門店で詳しく聞くことができます。
愛車をいつまでもきれいに保つことが可能な、正しい洗車の方法に関してはこちらで詳しく解説しています↓↓
【おすすめのDIYボディコーティング剤】
【おすすめの窓コーティング剤】
『ガラス撥水施工をする』
ガラス撥水施工も、カーコーティングと同様で、皮膜を形成し、汚れなどが付着しにくくなると共に、雨の日のクリアな視界を実現します。
完全に汚れを防ぐことは不可能ですが、固着しにくくなるため、普段は水洗いするだけでほとんどの汚れを落とすことが可能です。
DIYでやる場合、成分などをしっかりと確認し、他の部分に付着しないようにしましょう。
また、付着した場合はすぐに拭き取れば大丈夫です。
【水垢やシミを落とす際の注意点】
水垢やシミの種類や原因、落とし方を説明してきました。
次に、汚れを落とす際に気を付けないといけないことについて説明していきます。
市販の商品などを使用する場合など、参考にしてみてください。
『雨染みクリーナーなどを使用する際は窓ガラス以外に付着させない』
雨染みクリーナーなどには、水垢やシミを酸性の成分で溶かして落とすものがあります。
そのような場合、窓ガラス以外には付着しないように気を付ける必要があります。
成分が強いため、ゴムの部分だとヒビが入ったり、劣化してしまう可能性があります。
また、グリルなども同様で、一度乾いてしまうと、シミなどになり取れなくなる可能性があります。
もしも付着した場合は、すぐに濡れたウエスなどで拭き取るようにしましょう。
『ボディのシミは強くこすらない』
ボディなどのシミを落とす際に、専用のクリーナーを使用してもなかなか落ちない場合があります。
その時に、強くこすって落とそうとする人がいますが、線キズが入ってしまう原因になります。
余計に酷くなる可能性があるので力で落とさないようにしましょう。
また、何度も同じ個所をこすったりすると、溶剤によっては、クリア層を削って塗装まで落としてしまう可能性があります。
何度かやっても落ちない場合は、お店や、ディーラー、コーティング専門店などに相談することをお勧めします。
『洗車の際はなるべく水をエアーで飛ばす』
こまめな洗車が汚れから車を守る方法と説明しましたが、洗車の際にも注意しなければならない点があります。
しっかりと水をふき取るということです。
汚れが落ちたら問題ないと考える人もいますが、表面にできるシミやウォータースポットは、水分が原因となることもあります。
カルキなどの不純物を多く含んでいる場合、そのまま乾燥すると、カルキなどがうろこ状になって残ったりするからです。
洗車した後は、しっかり水分をふき取るようにしましょう。
また、洗車場などで行う場合は、水を飛ばすエアーなどがあるので、ドアの部分のすき間など、しっかりと飛ばすようにしましょう。
【しっかり汚れを予防してきれいな状態を維持しよう】
今回は、水垢やシミについて詳しく説明してきました。
これらの汚れには、水性や油性のものがあり、普段から洗車をしたり、保管状況をよくすることで汚れの固着を防ぐことができます。
水垢やシミが既にできてしまった場合でも洗車で取れますが、それでも落ちない場合は、市販の商品を使用したり、専門店へ依頼することできれいに取り除くことが可能です。
また、自分で除去作業を行う場合は、落とし方や溶剤を取り扱いの注意点をしっかり読み、目的以外の場所に付着しないように気を付けましょう。
付着した場合は、すぐに拭き取ることが大切です。
このように、普段から汚れの付着を予防して、お手入れを適度に行うことできれいな状態を保つことができます。