【必見】CPCペイントシーラントとは? 特徴やメリットを徹底解説!
参照元:https://minkara.carview.co.jp/event/2019/15th/
今回はCPCペイントシーラントについて詳しく解説していきたいと思います。
車のコーティングには様々な種類があり、その中の一つとしてCPCペイントシーラントがあります。
他のコーティングとの違いやその特徴。
メリットやデメリット、施工後のメンテナンス方法などしっかり見ていきましょう!
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【CPCペイントシーラントとは?】
参照元:https://ameblo.jp/kosatec/
アメリカのCPC社が開発し、日本では1988年から販売が開始し、昨年で
30周年を迎えました。
世界で1000万台以上の販売実績があるコーティングです。
具体的にどのようなものなのか見ていきましょう。
【プロも納得の使いやすさ。アメリカからやってきた大人気洗車グッズ】
『フッ素樹脂系のコーティング』
コーティングの成分には樹脂系、油脂系、ガラス系、ポリマー系と種類がありCPCペイントシーラントはフッ素樹脂系のコーティング剤になります。
油脂系のワックスなどに比べ溶剤が流れ落ちにくく比較的長持ちしやすいコーティング剤です。
塗装面に透明な皮膜を張ることで汚れからボディを守り、艶のある美しい状態を保ちます。
ガラスコーティングに比べると耐久性は落ちますがその分安価で施工が可能になります。
フッ素が含まれており撥水性能もあります。
『新車購入時のみ施工が可能』
CPCペイントシーラントはディーラーにしか置いておらず中古車をコーティング専門店で施工してもらう時にこの商品を選ぶことはできません。
また市販もされておらず通販等でも購入はできません。
※メンテナンスキットの購入等は施工してもらった方のみディーラーへ問い合わせすると対応してもらえます。
たまに施工キッドが中古で個人的に
売られたりしていることもあるみたいですが、中古車に施工する場合は適切な下地処理等の必要があり個人的に施工するのは難しいです。
『保障期間は5年』
CPCペイントシーラントは保障期間が新車登録から3ヶ月以内の場合は5年。
一年以内の場合は3年となっています。
施工から10日後にメンテナンスクリーナーを使用しその後、1年に2~3回のクリーナメンテナンスが必要になり、最初の施工から1年後、施工店でスタッフによる問診がありそれからまた1年保証が付きます。
その繰り返しで3年と5年保証があります。
※1年毎の定期点検を受けないと翌年からの保証はなくなります※
また保証の除外項目となる点がいくつかあります。
1.納車後1週間以内にブラシ等を使用したキズの付く恐れのある洗車機を使用した場合
2.鳥糞や虫の死骸等によってできた
塗装変形やムラ
3.中央自動車工業株式会社が指定するメンテナンスクリーナ等以外の物による施工を行った場合
4.農薬等、通常の状態で起こりえない化学物質の塗布や悲惨を受けた場合
5.事故等による外的損傷やキズ全般
6.物理的に塗装面を強くこするような行為
7.撥水効果
8.施工後に交換や修理された部分
9.鉄粉などが原因の光沢の劣化
10.ボディ以外の部分
【CPCペイントシーラントのメリット】
新車購入時に施工するとどのような効果があるのか?
他のコーティングと比べどのような違いがあるのか説明していきます。
『普段のお手入れが簡単で楽になる』
CPCコーティングを施工すると、塗装面に薄い皮膜を形成するため汚れが付着しにくくなります。
そのため定期的な水洗いのみで基本的にシャンプーなどの必要がありません。
※強い汚れなどの場合は手洗いの必要があります。
『艶が出て光沢のあるボディになる』
コーティング皮膜を形成するためボディーに艶が出ます。
また皮膜が汚れから塗装面を守ってくれるため線キズなどが施工していない車に比べ入りにくくなるためきれいな状態を保ちやすくなります。
『撥水性能がある』
コーティングの成分にフッ素が含まれているため撥水効果もあります。
水と一緒に汚れも流しやすくなります。
『料金が安い』
CPCペイントシーラントは新車の購入時に施工となるのでキズを磨いたりなどの下地処理がほとんど必要ありません。
そのため中古車のコーティング依頼に比べ比較的安く施工が可能になります。
施工料金はメーカーや車の大きさにより変わりますが約3~6万円ほどです。
また中古車と違い車を預ける必要がないのもメリットの一つです。
【CPCペイントシーラントのデメリット】
次にどのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
『ガラスコーティングに比べて耐久性が低い』
CPCコーティングは成分が樹脂系になります。
専門店で主流のガラスコーティングやセラミックコーティングに比べると塗装表面に張る皮膜の硬さが弱いため、防キズ効果に関しては比較的弱くなってしまいます。
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『メンテナンスを自分でしないといけない』
CPCコーティングは1年に2~3回メンテナンスクリーナーを使用する必要があります。
専門店などでコーティングを依頼した場合、アフターメンテナンス等はお店が行っており、再施工などもお店のスタッフが施工します。
※コーティング専門店によりサービスに違いがあるので確認が必要です。
黒など色が濃い車の場合施工場所やその環境によってムラなどができてしまう原因になります。
自分でやる場合には注意する必要があります。

【CPCペイントシーラントを自分で施工する場合】
中古車の場合、塗装面全体にキズなどがありそのまま施工するのはよくありません。
基本的にプロの業者へ依頼する方がいいのですが自分で施工する場合の順序や注意点を見ていきましょう。
『きれいに洗車する』
まずは車をきれいに洗車していきます。
水をかけて汚れをしっかり落としその後シャンプーでしっかり塗装面を洗います。
※力を入れすぎるとキズの原因になります。
『拭き上げる』
水気をしっかりウエスで拭き取ります。
水が残ったまま溶剤などを塗布すると
ムラの原因や水に溶けた溶剤がガラスなどに付着し、しみの原因にもなります。
『鉄粉を除去して塗装面を磨く』
プロへ依頼した方がいいと説明したのはここの工程ができないからです。
塗装面には汚れのほかに鉄粉などが付着しており下地処理の一つとしてしっかり取り除く必要があります。
また取り除く際にキズが付いてしまうので鉄粉除去後に塗装面をポリッシャーという専用の機械で磨く必要があります。
ポリッシャーは市販されていますが始めてからしっかりきれいに磨くことはまず無理です。
しっかり鉄粉なども除去してキズも磨き、塗装面をピカピカにしてコーティングがのりやすくするこの工程が下地処理です。
『CPCペイントシーラントを施工する』
下地処理が完成したらCPCを実際に塗っていきます。
量が多すぎるとムラの原因になるので少しずつ漏れの無いように均等に塗装面へ塗布していきます。
塗布した後は乾拭きをして余分な溶剤を拭き取ります。
この時、塗装面にムラがないか必ず確認しましょう。
また一度に全ての面に塗るのではなく1パネルずつ施工しましょう。
ボンネット塗布→から拭き→ムラ等の確認→1ドア塗布→から拭き→ムラ等の確認・・・
『乾燥させる』
塗装面に皮膜を形成させるために屋内で乾燥させましょう。
基本的に数日間が理想ですが温度や湿度によって変わるので一概に何日と言うことはできません。
【メンテナンスクリーナーの使用方法】
参照元:https://www.mercari.com/jp/
施工後、1年に数回行う必要があるメンテナンスクリーナの施工手順について詳しく見ていきましょう。
『水洗いする』
まずは車全体に水をかけて落とせる汚れは落としてしまいます。
その後水では落ちない汚れ等は、スポンジなどを使用してやさしく取り除きます。
『メンテナンスクリーナーを塗布する』
専用のスポンジにメンテナンスクリーナーを少量つけて塗装面に塗っていきます。
あまりクリーナーはあまりつけ過ぎずにさっと塗り広げていくイメージで作業します。
『拭き取る』
塗った部分を専用のクロスでやさしく拭いていきます。
※クリーナーの塗布と吹き上げは一度に行うのではなく部分ごとに作業しましょう。ボンネット塗布→拭き取り→ドア部分(2ドア)塗布→拭き取りの繰り返し。
※塗装面が熱を持つとすぐにクリーナーが乾燥しムラができてしまう原因になるので極力屋根下か屋内で作業するようにしましょう。
【CPCペイントシーラント施工後の注意点】
定期的なメンテナンスとは別にコーティング効果を長持ちさせる上での注意点を見ていきましょう。
『鳥糞や樹液、虫の死骸はすぐに洗い流す』
先ほど保証条件にも出てきましたが鳥糞や虫の死骸は酸性の成分を含んでいます。
塗装面に付着して長時間たってしまうとコーティング皮膜を超えて塗装まで侵されてしまい塗装変形やムラの原因になります。
付着に気づいた際はすぐに水で洗い流すようにしましょう。
『洗車機は基本的に使用しない』
CPCペイントシーラントを含めた全てのコーティングに当てはまることですが、ブラシタイプの洗車機は使用しないようにしましょう。
コーティングの皮膜が剥がれてしまう恐れがありブラシによるキズが塗装面についてしまう可能性があります。
どうしても使用したい場合はノーブラシタイプの洗車機を使用しましょう。
また基本的に水洗いの洗車機を選び、ワックスなどを含んだ液体を使用しないようにしましょう。
【自分にあったコーティングを施工しよう】
CPCペイントシーラントについて詳しく説明してきました。
特徴やメリットなどお分かりいただけましたでしょうか?
新車購入時に是非参考にしてみてください。
今回はCPCペイントシーラントについて詳しく説明しましたが他にもコーティングはいろんな種類があります。
当ホームページでも他のコーティングに関するコンテンツがありますので気になる方は是非読んでみて下さい↓↓
【必見】ガラスコーティングのメリット・デメリットを徹底解説!
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