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【プロが解説】車の本革シートのお手入れ方法について!

投稿日:2022.07.23 土曜日

本革シートのお手入れイメージ

車のシートが本革である場合、どれだけ丁寧に乗っていても乗り降りの摩擦により色落ちしたり、色移りすることがあれば、黄ばんだり黒ずんだりすることもあります。

また、雨の日に雨水が付着したり、夏に強い太陽光が当たったりしていくにつれて硬くなったりひび割れも発生します。

 

シートの状態悪化を少しでも遅らせ、キレイな状態を保つためには日頃のお手入れがとても大切です。

 

今回は、本革シートのお手入れ方法について、注意点やプロがオススメする専用商品など分かりやすく解説していきます。

本革シートの汚れやお手入れで困っている方や、車を新しく購入した方はぜひ参考にしてみてください。

 

車の本革シートのお手入れで準備するもの

車の本革シートのお手入れで準備するものイメージ(アストンマーティン)

車の本革シートのお手入れで準備するものは下記の通りです。

・掃除機(そこまで汚れていない場合は無しでもOK!)

・柔らかいウエス(硬いタオルだと傷がつきやすいので注意しましょう!)

・本革専用のお手入れ用品(オススメのアイテムを下記で紹介してます!)

本革と聞いて専用のクリーナーや洗浄剤などが必要と想像していたかもしれませんが、基本的にこの3つで十分にお手入れできます!

 

次はお手入れをする前に注意することについて見ていきましょう!

 

車の本革シートのお手入れで注意すること

車の本革シートのお手入れで注意することイメージ(ロールスロイス)

本革シートはとても高く、万が一傷ついたりハゲたりした場合、交換費用が高額となります。

何も考えずに作業を進めると危険ですので注意点から見ていきましょう。

本革シートのお手入れの注意点は下記の通りです。

・汚れたらすぐに拭き取る

・家庭用の革製品クリーナーは使用しない

・アルコールで除菌はしない

・強くこすらない

・パンチングレザーやスウェード、アルカンターラは水分厳禁(固絞りなら大丈夫)

 

これらの注意点についてその理由などについて詳しく説明していきます。

汚れたらすぐに拭き取る

今回は定期的な本革シートのお手入れについて解説しているのですが、本革の場合、汚れが染み込んでしまうと手遅れになる可能性があります。
 
他の素材に比べてもデリケートで強く擦れないので、何かこぼしたりした場合はすぐに拭き取るようにしましょう!
 
 

家庭用の革製品クリーナーは使用しない

『革バックのクリーナーを持っているから車のシートにも使おう』と考えている方もいるかもしれません。
このようなクリーナーの使用はやめましょう。
 
素材自体に大きな違いはないのですが、車内は真夏や真冬の温度変化が激しく、乗り降りの摩擦など過酷な環境に耐えれるよう、樹脂による塗装加工が施されているのが一般的です。
 
この上からクリーナーなどを使用しても革には届かず、変色したりする恐れもあります。
 
衣服に付着して同じようなリスクもありうるので使用はオススメしません。
 
 

アルコール除菌はしない

近年、コロナウイルスの流行により、様々な箇所を除菌する方が増えてきています。

手などに使用する濃度の高いアルコールを使用すると、コーティング剤がハゲたり革が乾燥して劣化する可能性が高くなります。

これはシート以外の革部分も同様です。

アルコール度数の弱いものであれば、ある程度耐えることができますが、基本的に車内のお手入れにアルコール度数の高いものを使用するのはやめましょう。

 

強くこすらない

上記でも説明した通り、革シートに何かをこぼしたり汚れが付着して時間が経つとしみ込んでしまう恐れあがあります。

なかなか取れないからと強くこすりたくなりますが、傷ついたり破けたり、変色する可能性が高いので絶対にやめましょう。

どうしても気になる場合は、車内クリーニングを行っている専門店などで相談してみるといいでしょう。

パンチングレザーやスウェード、アルカンターラは水分厳禁

 
パンチングレザーとは、通気性をよくするために細く穴が空いているタイプのものです。
 
アルカンターラは起毛されたレザーなどを言います。
 
これらの革シートは、水や洗剤を使うと中にしみ込んでしまう恐れがあります。
 
固絞りのウエスでさっと拭く程度なら大丈夫ですが、ボトボトの状態で拭いたりしないようにしましょう。

 

 
 

車の本革シートのお手入れ手順

車の本革シートのお手入れ手順のイメージ

革シートのお手入れに関する注意点をご理解いただけたので、次はお手入れ方法について説明していきます!

とは言っても2工程のみでお手入れはできます!

1・固形の汚れから掃除機で取り除いていく

2・専用のお手入れ用品で表面を拭いていく
 
具体的なお手入れ内容について説明していきます。
 

固形の汚れから掃除機で取り除いていく

お子様が乗る場合、お菓子がこぼれたり、砂利が付着したりする場合があります。

このような状態でいきなり拭き始めると固形物を引きずってしまい、傷ついたり破けてしまう恐れがあります。

ほとんどない場合は手で軽く払ったりするだけでも問題ないのですが、隙間などに多くこぼれている状態であれば、まず初めに掃除機で吸い取るようにしましょう。

掃除機で吸い取る際も、ゴシゴシ動かすと傷つくので丁寧に吸い取っていきます。

 

専用のお手入れ用品で表面を拭いていく

シート専用の洗浄剤などは多く発売されていますので、それらを使用して表面を拭いていきます。

水で固絞りしたウエスでも大丈夫なのですが、なるべく洗浄成分がついている専用グッズを使用するようにしましょう。

当店のスタッフがオススメするのは【アダムスポリッシュのインテリアディテイラー】です!

かなりオススメなのでぜひ試してみてはいかがでしょうか^^

 

お手入れの方法をご紹介しましたが、さらに少しでもお手入れを楽にしたいならプロにコーティングを任せるのもひとつの手です。

お手入れの悩み解決!レザーシートコーティングはプロに任して美しく。

車の美観において、外装のコーティングは広く知られていますが、車内の「レザーシートコーティング」にも注目する人が増えています。レザーシートコーティングは、見た目の美しさだけでなく、快適さや清潔さを保つための重要な役割を果たします。

以下では、車のインテリアコーティングレザーシートコーティングの魅力とその効果について詳しくご紹介します。

インテリアレザーコーティングディフェンド

インテリアコーティング『DEFEND-ディフェンド』

『DEFEND-ディフェンド』は従来からあるレザー用のクリーム、ワックスとは違い、革やファブリック、バックスキンなど様々なシートを汚れや水分からシートを守るプロ用のインテリア&レザーコーティング剤です。

フィルム状に硬化する超薄膜のウレタン樹脂がシート表面を覆い、摩擦による表皮の劣化軽減や、ジーンズなどによる色移りなどを軽減させます。

さらに人や動物に無害なため、チャイルドシートはもちろん、小さなお子様やペットと安心してドライブを楽しむことができます。

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インテリアコーティングとは?

マイバッハインテリアレザーコーティング施工後のイメージ

インテリアコーティングとは、車内のすべての表面を保護するために施すコーティング処理のことです。
ダッシュボード、シート、ハンドル、センターコンソール、ドア内張りなど、車内のさまざまな部位に使用されます。

特にレザーシートなど革の部分は非常に繊細な素材であるためコーティングされる方がとても多いです。
インテリアコーティングを施すことで、以下のような利点があります。

 

  1. 汚れやシミの防止 食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、ホコリや汚れがついたりすることがありますが、インテリアコーティングを施すことで、汚れが付きにくくなり、シミを防ぐことができます。

  2. 紫外線からの保護 車内は紫外線が直接当たる場所です。紫外線は内装の色褪せやひび割れを引き起こす原因になりますが、インテリアコーティングにはUVカット機能があるものも多く、紫外線から車内を保護します。

  3. 清掃が簡単に コーティングを施した表面は、汚れが付着しにくく、拭き取るだけで簡単にキレイに保てます。これにより、日々の清掃が楽になり、車内の美観を長期間保つことができます。

 

 

レザーシートコーティングとは?

ロールスロイスインテリアレザーコーティング施工後のイメージ

レザーシートは高級感があり、車内の美しさを引き立てますが、非常に繊細な素材であるため、摩擦や汚れ、紫外線などのダメージを受けやすいです。レザーシートコーティングは、こうしたダメージからレザーを守り、その美しさを保つために行います。具体的には以下の効果があります。

 

  1. 汚れやシミの防止 レザーは汚れや油分を吸収しやすい素材ですが、コーティングを施すことで、汚れやシミが付きにくくなります。コーティングは水分をはじく効果もあり、食べ物や飲み物のこぼれを防ぐことができます。

  2. 紫外線からの保護 紫外線はレザーを劣化させ、色褪せやひび割れを引き起こす原因になります。レザーシートコーティングを施すことで、UVカット効果があり、レザーを保護します。

  3. ひび割れや乾燥を防ぐ レザーは乾燥しやすい素材であり、時間が経つとひび割れや硬化が進んでしまいます。コーティングを施すことで、潤いを保ち、柔軟性を維持することができます。

 

インテリアコーティングとレザーシートコーティングの施工方法

両方のコーティングを正しく施すことで、車内をより長期間にわたって美しく保つことができます。それぞれの施工方法について解説します。

 

インテリアコーティングの施工方法インテリアコーティング施工中

  1. 清掃 施工前に車内の汚れを取り除きます。ホコリやゴミを掃除機で吸い取り、シートやフロアマットを丁寧に拭き掃除します。

  2. コーティング剤の塗布 インテリア専用のコーティング剤で、樹脂部分やパネル部に塗布します。素材に応じたコーティング剤を使うことがとても大切です。

  3. 乾燥と仕上げ コーティング剤を塗布後は、専用ブースにて乾燥させます。乾燥後は、表面がしっとりと滑らかになり、保護膜が形成されます。

 

レザーシートコーティングの施工方法

フェラーリレザーシートコーティング施工中

  1. 清掃 レザー専用のクリーナーを使用して、シートの表面をきれいにします。汚れや油分が残っているとコーティング剤がうまく定着しないため、しっかりと清掃します。

  2. コーティング剤の塗布 レザー専用のコーティング剤を使用し、レザーシートに均等に塗布します。塗り方や拭き上げるタイミングでムラになるので慎重に施工することが大切です。

  3. 乾燥と仕上げ コーティング後、乾燥させます。乾燥後に余分なコーティング剤を拭き取ると、滑らかな仕上がりになります。

 

 

コーティング後のメンテナンス

インテリアレザーコーティング施工後のメンテナンス風景

インテリアコーティングとレザーシートコーティングは、その効果を長持ちさせるために定期的なお手入れ(メンテナンス)が必要です。
汚れが付着した場合などは早めに拭き取ることが大切です。
基本的には固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き、乾いているマイクロファイバークロスで乾拭きします。
それでも取れない汚れやシミは、専用のクリーナーで除去しないといけないため、施工店へ持ち込みましょう。

 

また、レザーシートは定期的に保湿剤や当店おすすめのインテリアディテイラーなどを使用して、乾燥を防ぐのもいいでしょう。

車内の美観を維持しつつ、コーティングの効果を長持ちさせるために、状態にもよりますが2年から3年に一度、コーティング再施工を検討することをお勧めします。

 

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本革シートにお手入れにオススメ!『インテリアディテイラー』

 
当店は大阪にあるコーティング専門店として、車内クリーニングも行なっており、多くの施工実績があります。
 
数多くある車内洗浄グッズの中でも特にオススメするのがアメリカの有名ブランド『アダムスポリッシュ』の『インテリアディテイラー』です!
 
コーティング施工車、未施工にかかわらず。車革素材はもちろん、ファブリックや樹脂部分にも使用可能であり、車内のあらゆる場所をキレイにできます。

 
商品の特徴や使い方などについて紹介していきます。
 
 

インテリアディテイラーの特徴

インテリアディテイラーの特徴のイメージ

インテリアディテイラーは車のディティーリングメーカーとして世界的に有名な『アダムスポリッシュ』が開発した商品です。

 

主な使用目的としては車内の洗浄や除菌、保護となっており1本あれば車内全体のお手入れが可能です!

また、帯電防止剤も含まれているので、静電気が発生しにくくホコリが付着しにくくなります。

軽いホコリや粘着物、指紋や油成分の除去に最適です。

 

艶出しの成分は入っておらず、拭くことで余計な艶や光沢が起こることはありません。

 

アメリカらしく溶剤にはとてもいい香りが配合されており、気持ちよくすっきりとした車内空間にできます。※香りは使用後すぐに消えます。

香りの種類は以下の通りです。

 

・スィートピーの香り

・キューカンバーアロエの香り

・スウィートアーモンドの香り

・ユーカリミントの香り

・シダーウッドの香り

1本あたり473mlと多く、長く愛用できます。

料金は税込3,960円と少し高めですが、量が多いのですぐに買い足す必要もありません!

 

インテリアディテイラーの使用方法

インテリアディテイラーの使用方法のイメージ

インテリアディテイラーの使用方法は以下の通りです。

 

1.細かい箇所にはタオルに、広い範囲には直接スプレーします。
2.均一に施工箇所に塗り広げるようにタオルで拭き伸ばします。
3.乾いたタオルで拭き取ります。

 

このように難しい作業は一切ないので、誰でも簡単にお手入れ可能です。

車内で食事をした後のハンドルなどシート以外の箇所でも使用できます。

 

もう一つのインテリアコーティング

もう一つのインテリアコーティング

数年前のコロナウイルス世界的大流行により、普段の生活の中での除菌や抗菌のあり方が大きく見直されました。

しっかり消毒を行いウイルス対策をすることが大切となるのですが、車内のレザーなどはアルコール消毒をすると表面の染料が剥げてしまい変色や脱色の可能性がありアルコールによる消毒はできません。

 

そこで注目を集めているのが『光触媒』による車内抗菌コーティングです!

光触媒J-チタンHiKARi(ヒカリ)ならアルコールも入っていないので、変色や脱色の心配はありません。

さらに防臭効果もあるので、新車、中古車問わず、マストで施工するのをオススメしています。

光触媒JチタンHiKARi施工中

光触媒 J-チタンHiKARi→詳細はこちら

 

 

レザーシートコーティングの施工は大阪の専門店CBFブロスにお任せください!

カービューティファクトリー・ブロスお店の外観

今回は本革シートの定期的なお手入れ方法について解説してきました。
 
今回紹介した方法を守ればシートをキレイな状態で維持しやすくなります。

当店では、今回紹介したインテリアレザーコーティングの他にもボディコーティングやセラミックコーティングなどたくさんの車をきれいにするためのコーティングをご用意しております。

何を施工したらいいのかわからない場合でも、普段の使用環境や要望を考慮した上で適切なものをご案内致します。

またカーフィルムや車内クリーニング、ヘッドライトの磨きなどカービューティーサービスを多く取り扱っています。

 

コーティング施工のご依頼はコチラ↓

TEL:06-6555-9898

 

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今回は本革シートの定期的なお手入れ方法とレザーコーティングについて解説してきました。
 
今回紹介した方法を守ればシートをキレイな状態で維持しやすくなります。
 
専用のお手入れアイテムも販売しているのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
 
使用などに関してわからないことがあれば、当店のHPからいつでもお問い合わせください。
 
商品を販売している『BASE』からでもご質問いただけます。
 

 
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