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【必見】カーフィルム の貼り方や注意点をプロがわかりやすく解説!

投稿日:2021.08.13 金曜日

【必見】カーフィルム の貼り方や注意点をプロがわかりやすく解説!のイメージ

カーフィルム といえば少し前まで、見た目をカッコ良くするためのものでしたが、最近では機能性も向上し、紫外線や赤外線のカットだけではなく防犯効果などもあり人気となっています。

また、市販でフィルムやその道具を購入できるようになったこともあり、自分で張る人も増えてきてきます。

 

ですが、専門店のスタッフと同レベルで貼ることは難しく、ある程度キレイに張るためには各工程ごとでポイントがあります。

そこで今回は、フィルム専門スタッフがフィルム張り付け工程や各作業でのポイント、必要な道具などについてわかりやすく解説していきます。

 

カーフィルムの施工に必要な道具について

カーフィルムを施工する場合、フィルムの用意とは別に施工で必要な道具がいくつかあります。

フィルムの濃さや形状によっても少し変わるのですが、下記のような道具を先に準備しましょう。

 

・マスキングテープ
・水濡れを防ぐシートやラップ等
・霧吹き
・ゴムベラ
・中性洗剤を混ぜた水(せっけん水)
・ヒートガン(リアガラスの成形用)
・スパナ(リアガラスのワイパーを外す場合)
・ガラスの油膜取り用研磨剤とウエス

 

マスキングテープと水濡れ防止のシートは、内張や周りに水が垂れないように保護するために使用していきます。

霧吹きやゴムベラはガラスの掃除やフィルムを貼る前の準備に使用します。

せっけん水は、フィルムとガラスの間に吹きかけることで滑りやすくなり、微妙な位置調整を可能にするために必要です。

 

ヒートガンはリアガラスにフィルムを貼る場合に、成形をするために使用します。

中性洗剤に関しては、容量にもよりますが満杯の状態で中に数滴洗剤を入れる程度です。

また、道具ではないのですが、カーフィルムに関してはホームセンターやカーショップで車種ごとの形状にカットしたものや測り売りをしているお店で好みのものを購入することが可能です。

 

リアガラス・カーフィルムの貼り方

カーフィルムの貼り方はその箇所によって少し変わります。

まずはじめにリアガラスの貼り方について解説していきます。

 

養生テープ・マスキングテープで濡れないように保護をしていく

カーフィルム施工では掃除などで大量の水を使用します。

そのため内張やガラス周りなどを必要に応じて、養生テープやマスキングテープと保護シートを使用して保護していきます。

特に電気機器の配線等が入っている内張の中には水が入らないように注意しましょう。

ドアの外側に関しては後で洗車できるので養生してもしなくても大丈夫です。

 

車種に応じてワイパーや熱線端子などを外していく

次に施工する場合に接触したりする可能性のあるパーツを外していきます。

車種によって形状などが全く違うので、一概には言えないのですが、熱線端子は外しておかないとキレイに掃除ができなかったり、水で濡れることにより何らかの不具合が出てしまう可能性があります。

 

また、リアガラスにワイパーがついているタイプのものである場合は、ワイパーも外してしまいます。

絶対に外さないといけないわけではないのですが、フィルムをヒートガンで成形する場合に熱風が当たって表面が溶けてしまったり、他の道具が当たって破損する可能性があります。

特にフィルム施工に慣れていない人の場合は外しておいたほうが無難と言えます。

 

フィルムを熱で成形する

リアガラスなどのように湾曲している形状の場合、フィルムをその形状に合わせる必要があります。

リアガラスの外側にフィルムを乗せて熱成形するので、まずはじめに外側を拭いて掃除を行います。

 

次に、ガラス表面を霧吹きで濡らし向きなどを間違えないよう、フィルムの理研紙などは剥がさずにそのままくっつけます。

その後、ヘラでツノと呼ばれるシワを作り、ヒートガンでそれを柔らかくしていきヘラで上手に無くしていきます。

無理やり無くそうとして強引にヘラで押すとフィルムが折れる可能性があり、ヒートガンを当てすぎてもフィルムが溶ける可能性があります。

正しい作業のやり方というよりは感覚的な作業となるため、DIYでフィルム施工をする場合にいちばん難しいと言ってもいい工程となります。

 

ここでキレイに成形をしておかないと、後々フィルムを貼っていく場合にガラスと馴染まず折れてしまったり浮いてきたりする可能性が高くなります。

どうしても成形できないという場合は、一枚ばりではなくフィルムを数枚に分けて貼る方法があるのですが、つなぎ目がどうしても目立ってしまうデメリットがあります。

 

内側のガラス油膜を落としていく

ガラスの表面には油膜という膜があり、剥がさないまま施工してしまうと、貼り付ける工程の時にフィルムが滑りにくいため施工難易度が高くなります。

 

具体的な作業方法としては、ガラス用の油膜研磨剤をウエスにつけて擦っていくだけとなります。

外側とは違い比較的簡単に油膜を落とすことが可能であり、水拭きした場合に水を弾かないようになっていれば完成です。

 

リアガラスをキレイに掃除する

リアガラスのカーフィルムの貼り方:リアガラスを綺麗に掃除する様子

次に油膜が取れたリアガラスをキレイに掃除していきます。

前工程で使用した研磨剤はもちろん、小さな砂ホコリなども全て取り除きます。

具体的な作業内容としては、中性洗剤を混ぜた水(せっけん水)を霧吹きで全体に吹き付けヘラで汚れと一緒に水を横に流していきます。

 

この時の注意点としてあるのが、使用する道具(ヘラ)や指の掃除も忘れないということです。

必ず掃除前に指やヘラを水で濡らして汚れを落とし、掃除をした後もヘラに付着した汚れを霧吹きで流してしまいます。

 

この作業を徹底して行わないと、フィルムのガラスの間にゴミが挟まってしまう『ゴミかみ』が発生します。

最初はとても難しいのですが、なるべくゴミを残さないコツとしては端から端へ、ヘラを動かすのと水が途中でヘラから逃げないように斜めにして動かすことがあります。

 

フィルムを貼っていく

ガラスがキレイになったらフィルムを貼り付けていきます。

 

ガラス全面にせっけん水を噴霧して、フィルムの接着面にも同じく噴霧します。

この時に注意が必要なのが理研紙の剥がし方で、ゆっくり剥がさないとフィルムはとても柔らかいので簡単に折れてしまいます。

この時点では理研紙からフィルムは剥がし切らないようにして噴霧後に理研紙ごと丸めていきます。

 

その後、丸めたフィルムを理研紙から剥がしながら、素早く向きを間違えないようにガラスへフィルムを貼っていきます。

この作業は素早く行わないと飛散するホコリなどがガラスに付着する可能性があるだけではなく、丁寧に行わないとフィルムが折れてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

カーフィルムの位置調整と水抜き

フィルムをガラスに貼った後は、折れないよう慎重に位置をズラして調整を行います。

位置が決まったらヘラで十時の形で水抜きを行い、動きにくくなったら中心から外側へ水を抜いていきます。

ここまできたらフィルムが折れたりする可能性は低くなるのですが、作業が雑になりやすいタイミングでもあるので最後まで集中して進めていきましょう。

 

仕上げ

最後に端をヒートガンで当てながらヘラで接着させ、乾いてしまえば作業終了です。

この時点ではフィルムの外面などに濡れ跡が残っており汚いのですが、ウエスなどで強く拭くとズレたり折れる可能性があるので、最終的な拭き上げなどは翌日に行うことをおすすめします。

 

リアドアガラス・カーフィルムの貼り方

リアドアガラスのカーフィルムの貼り方のイメージ

次にリアドアガラスのカーフィルム施工について説明していきます。

 

内張を剥がしていく

リアドアガラスのカーフィルムの貼り方:内張を剥がしている様子

リアドアガラスはまずはじめに、ドアの内側にある内張(ドアトリム)を外していきます。

外し方は基本的にプラスチックヘラを間に入れ込んだりドライバーを使用して外していくのですが、車種によって外し方が微妙に違います。

 

強引に外すとピンや内張自体が割れてしまったり傷がつく可能性があるので、わからない場合は一度ディーラーや専門店で教えてもらったほうがいいでしょう。

内張を外す理由としては、ガラスの下部分にあるゴムの内側までカーフィルムを貼るからです。

車種によっては内張を外さなくても貼れる場合がありますが、基本的に外して施工を行います。

 

養生テープで周りを保護する

リアドアガラスのカーフィルムの貼り方:養生テープで周りを保護

リアガラスと同じく、内張やその周りなど濡らしたくない場所を養生テープとシートで保護していきます。

特に内張の中は配線等があるので注意が必要です。

 

油膜を落としていく

リアガラスと同じく、内側の油膜を落としていきます。

擦れば簡単に取れるので力を入れすぎたりしないように注意しましょう。

また、端の方は油膜の取り忘れが起きやすい場所であり、フィルムが剥がれやすいので入念に油膜を除去します。

 

リアドアガラスをキレイに掃除する

ここからはリアガラスと同じ要領でフィルムを貼っていきます。

まずは霧吹きとヘラで汚れをキレイに取り除いていきます。

上の方から少しずつずらしながらヘラで掃除をしていきます。

リアガラス同様、ガラスに付着した汚れだけではなく、指やヘラに付着した汚れも事前に掃除をしてから作業を進めるようにしましょう。

 

フィルムを貼っていく

フィルムを貼っていく前にガラス全面にせっけん水を噴霧して、フィルムの接地面にも同じく噴霧を行います。

リアガラス同様、ゆっくりと作業をしてしまうと飛散する砂ぼこりがガラスなどに付着してしまうため、なるべく早くフィルムを貼り付けるようにしましょう。

 

貼った後は位置を微調整してヘラで空気やせっけん水を抜いていきます。

この時も強引にヘラを進めすぎるとフィルムが折れてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

仕上げ

せっけん水などが抜けてある程度固定ができてきたら、ヒートガンで熱風を当てながら乾かしていきます。

この時もヘラで密着するように上からなぞっていきます。

 

フィルムをキレイに貼るコツ

フィルムをキレイにはるコツとしては、とにかく焦らず丁寧に作業を進めることがあります。

 

フィルム作業の理屈は簡単であり、動画などでプロの作業を見ていると簡単そうに見えるのですが、初めての場合は体が慣れていないため、どうしても作業が雑になってしまいがちです。

特にフィルムを貼る前の掃除などは、とても重要でありゴミかみなどをなくすためには必須です。

根気よく作業を進めていくようにしましょう。

 

また、リアドアガラスに関してはガラスの上側まで隙間なく貼ってしまうと、窓ガラスを上まで閉めた際に剥がれてしまう恐れがあるため3〜5㎜だけ開けて貼るようにしましょう。

 

フィルム施工ならプロに任せるのが一番おすすめ

今回はフィルム施工の貼り方について解説してきました。

フィルム施工は上記手順で貼ることが可能ではあるのですが、各工程で感覚が必要な作業が多く、何度も施工を繰り返して上手になっていくしかありません。

 

自分でフィルムを貼る場合のメリットとして、比較的安価になるということがあるのですが、上記で説明したような道具はもちろんフィルムも購入する必要があります。

どうしても自分で貼ってみたいという方は上記方法で施工可能ですが、高品質で素早く施工をする場合はやはり専門店へ依頼するのがおすすめになります。

 

またプロへ依頼する場合においても、値段はもちろん施工方法や施設の特徴はお店によって全く違います。

最後に当店のカーフィルム施工の特徴についてわかりやすく解説していきます。

 

カーフィルム専門店・CBFブロスの特徴

当店では上記のような特徴があり、高品質で安く施工することが可能です。

各項目ごとに説明していきます。

 

『特徴1・フィルム専用カットマシーンを完備』

フィルムカットマシーンの写真

カーフィルムは車種ごとに窓のサイズや形状が異なるため、それに合わせてカットする必要があります。

少し前まではどこのお店でも手切りで行われることが多く、型取り後に手作業でカットするためキレイな曲線や直線にすることができなかったり時間がかかっていました。

 

当店ではフィルムカットマシーンを完備しており、車種のデータごとで素早くキレイなフィルムのカットが可能です。

 

また、旧車などデータがない場合においても、専門の職人が丁寧に手切りを行いますので施工可能です。

 

『特徴2・フィルム施工専用ブースを完備』

CBFブロス・カーフィルム施工の特徴・フィルム施工専用ブースを完備

上記で解説したように、フィルム施工をする上で気をつけなければならないのがゴミかみです。

防ぐ方法として技術や知識も大切なのですが、もっとも大切なのがフィルム施工の環境となります。

風が吹く屋外やホコリが舞う倉庫施設で施工するのと、風のないクリーンな空間で施工するのではゴミかみの発生率が全く違います。

 

当店ではフィルム施工専用ブースを完備されているため、ゴミかみが起きにくく、起きたことによるやり直しなどの時間ロスも発生しにくくなっています。

 

『特徴3・フィルムの濃さや種類、説明などは当日に選ぶことが可能』

フィルムの濃さ別に全種類を完備、施工当日に選択可能のイメージ

カーフィルムには断熱ありと断熱なしがあり、フィルムの濃さも上記画像のように種類が豊富にあります。
 
外からの見え方や車内の暗さなど施工したことがない場合、不安に感じると思いますが、当店では当日にサンプルなどを見ながら種類や色の濃さを決めることができます。
 
リアカメラの見え方などに関しても、サンプルを通して確認可能となっております。

カーフィルム断熱効果体感装置の写真

また、断熱ありと断熱なしの違いに関しては数字だけではなく、体感装置もご用意しておりますのでお気軽にご来店ください。
 
 

『特徴4・施工後はプレミアム手洗い洗車を実施』

手洗い洗車イメージ

カーフィルム施工後はプレミアム手洗い洗車でお客様の愛車をピカピカの状態にしてご納車いたします。

料金に関しましても、カーフィルム施工料金に含まれておりますのでご安心ください。

 

『特徴5・ガラスコーティングなどと同時に施工が可能』

ボディコーティング施工イメージ

当店はコーティング専門店でもあり、カーフィルムと同時に施工することができます。

どちらも専門にやっているお店は少なく、複数のお店に依頼する必要があったりするのですが、当店ではどちらも専門のスタッフがいるため、すべてお任せ下さい。

同時に施工することで施工期間はもちろん、万が一事故などで部分補修などが必要となった場合もスムーズに作業を進めることができます。

 

また、同時に依頼する場合に関してはフィルムパックが利用可能となっておりお得に施工ができます。

コーティング施工とカーフィルム施工合計料金が10%OFFとなります!

他にも『愛車パック』などの利用も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

カーフィルム施工は大阪のCBFへお任せ

カーコーティングの施工はCBFブロスへお任せ

今回はカーフィルムの貼り方について解説してきました。

最近では市販でも多くの商品が販売されるようになっており、道具を揃えれば誰でもカーフィルム施工に挑戦することが可能です。

ですが、どうしても技術と経験が必要ということもあり、なかなか最初からプロレベルの仕上がりにするのは難しいと言えます。

当店では安く高品質なカーフィルム施工が可能ですので、難しいと感じた場合はぜひお任せください。

スタッフ一同ご来店をお待ちしております。

 

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