【プロが徹底比較】洗車用タオルは大判か普通サイズどっちがおすすめ?
愛車をキレイに保つうえで、日頃のお手入れは欠かせません。
少しでも洗車を楽に効率よくするために必須なのが『洗車用タオル(ウエス)』です。
吸水性が悪いと拭きあげるのに時間がかかってしまい大変です。
洗車用タオルは市販で多く販売されていますが、購入の際に悩むのが『大きさ』です。
また素材によっては使用したことにより、ボディが傷だらけになる可能性もあります。そこで今回は
・洗車用タオルの大判サイズと普通サイズのメリット・デメリット
・どのサイズがおすすめなのか
この2点を中心に詳しく解説していきます。
また、洗車の悩みの一つ『拭きキズ』『洗車キズ』がはいってしまう原因や正しい洗車の方法なども紹介します。
普段から洗車を行っているプロのスタッフが徹底比較したので参考にしてみてください!
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【洗車用タオルの大判サイズと普通サイズのメリット・デメリット】
大判サイズは明確な規定はないのですが、バスタオルのような大きなサイズのものを指します。
それよりも小さい一般的なものが普通サイズになります。
それぞれにどのような特徴があるのか見ていきましょう。
『洗車用タオル・大判サイズのメリット』
大判サイズのメリットは、一回で拭き取れる水分の量が多いことです。
車のサイズにもよりますが、ボンネットやルーフ(天井)でも一回でほぼ拭き取れます。
そのため、拭き取り回数が大幅に減らせるため『拭きキズ』が入りにくいことがメリットです。
『洗車用タオル・大判サイズのデメリット』
大判サイズのデメリットは、とても絞りにくく扱いにくいということです。
サイズにもよりますが、大きいので絞るのが大変で、横の部分などを拭くとなると床に付いてしまったりと扱いにくいです。
またサイズが大きいぶん値段が高く、洗濯する際も大きいので大変です。
『洗車用タオル・普通サイズのメリット』
普通サイズのメリットは、扱いやすいということです。
ボンネットやルーフは広げて拭いたり、細かい部分はたたんで拭いたりと拭きやすいです。
水分をしっかり吸収しても、簡単に絞ることができて再利用できます。
また、価格も大判サイズに比べ安く買い替えやすいです。
『洗車用タオル・普通サイズのデメリット』
普通サイズのデメリットは、大判サイズに比べ拭く回数が多いので傷が入る可能性が少し上がるということです。
拭き取りのスピードも大判に比べると少し遅くなります。
【どのサイズの洗車用タオルがおすすめ?】
大判・普通サイズの特徴がお分かりいただけたと思います。
次にどちらがおすすめなのかを解説していきます。
『一日に何台も洗車をするのであれば大判サイズもおすすめ』
大判サイズを使用する上で、更にスピードを上げるとなると2人一組で作業するのが一番早いです。
複数人で何台も洗車をやったりする業者の場合は、大判サイズのウエスと普通サイズを使い分けることで効率が増します。
家庭で愛車を一人で洗車する場合などは、作業のしやすさも考えると普通サイズがおすすめです。
キズが気になるからどうしても大判サイズにこだわりたいという方は、大判サイズでも全く問題ありません。
『家で愛車を洗車するなら洗車専用タオルの普通サイズがおすすめ』
家で愛車を洗車するときに使用する場合は、普通サイズの方がおすすめです。
拭きやすく使い勝手がいいからです。
ただし、使用するなら絶対に『洗車専用のウエス』をおすすめします。
普通のタオルで洗車をすると、全体が傷だらけになる可能性があるからです!
また、吸水性が悪いものが多いので作業自体も大変になります。
洗車専用のマイクロファイバーウエスを使用すれば、吸水性もよくキズがつきにくくなります。
『洗車を頻繁に行うのであれば普通サイズがおすすめ』
洗車の頻度によってもおすすめするタオルは変わります。
洗車用ウエスであっても、何十回と使用しているうちに吸水性や柔軟性が落ちてきてしまいます。
勿体ないからといって長く使いすぎると傷だらけになったり、効率よく拭き取りができない可能性があります。
そのため頻繁に洗車をする場合は定期的なウエスの買い替えが必要です。
大判タオルの場合、価格が高いのでコストが掛かってしまいます。
普通サイズの方がコストパフォーマンスが高いのでおすすめです。
【洗車キズや拭きキズがついてしまう原因】
洗車用タオルを選ぶ際に『傷のつきやすさ』で選ぶ人がいますが、タオルだけが傷の原因となっているわけではありません。
どのような原因があるのか見ていきましょう。
『汚れをしっかり落とさないままシャンプーをしている』
洗車はシャンプーで汚れを落として、水で流して拭いたら終わりではありません。
汚れを落とす工程として、まずはじめに水を全体にかけることが大切です。
上からしっかりと水をかけていって、ボディに乗ったほこりや砂をこすることなく落としていきます。
左右前後も落とした後で取れなかったシミ汚れなどをシャンプーで落とす流れです。
こうすることで、砂をシャンプーの際に引きずらず洗車キズがつきにくくなります。
『洗車用ウエスを使用していない』
サイズ関係なく、洗車用ウエスを使用していないのは『拭きキズ』の原因になります。
車の塗装面は車種にもよりますが、線キズなどがとても入りやすいです。
マイクロファイバーウエスなど洗車用のウエスを使用しないと、水分の拭き取り時にキズが付きやすくなります。
逆に言えば、普通サイズで何度ふいても専用のウエスであれば傷だらけになることは古くない限りありません。
『自動洗車機でブラシタイプを使用している』
手洗い洗車ではないのですが、自動洗車機のブラシタイプはあまりおすすめしません。
頻繁にブラシをお手入れしていない業者もあるので、古い硬いブラシで洗車されてしまう可能性があります。
自動洗車機を使用したい場合は、ノンブラシタイプのものがおすすめです。
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【正しい手洗い洗車のやり方】
最後に正しい手洗い洗車のやり方をご紹介します。
やり方が正しければ、洗車キズや拭きキズのリスクを減らすことが可能です。
『全体に水をかけて汚れを落とす』
※まず一番初めに窓が開いていないか確認してください。
先ほど説明したように、いきなりシャンプーではなく水で汚れを落としていきます。
汚れは上から下に落としていくので、まずはルーフ(天井)から流していきます。
理想は高圧洗浄機の使用ですが、無い場合は水圧を強めにすると汚れが落ちやすいです。
ワイパーは立ててバイザーやミラー、前回りの樹脂部分など汚れが落ちにくい場所を重点的に流していきます。
黒色の場合、表面の温度が高いと拭き取りの際にすぐに水が乾きシミの原因になるので良く冷やしておきましょう。
『シャンプーで優しく洗う』
ある程度汚れを落としたら、水垢やシミなど固着した汚れをシャンプーで落としていきます。
なるべく別のバケツでシャンプーを泡立てて優しく洗うことが大切です。
泡立てる方法は、ホースをジェットに設定するのがおすすめです。
無い場合は先をつまんで水を強く当てると泡立ちます。
強くこすると傷の原因になるので塗装面に沿わすくらいで、優しく洗います。
この時も洗う順番は上から下です。
下の足回りは一番汚れているので先に洗うと他の場所に汚れを引きづってしまう可能性があります。
『水でしっかり洗い流す』
最初と同じ要領で上から下へ泡を落としていきます。
シャンプー成分は固まるとシミになる恐れがあるのでしっかり隅々まで洗い流しましょう。
給油口やミラー、バイザー、前回りなどは残りやすいので気を付けます。
『洗車用ウエスで水分を拭き取る』
あとは全体を専用ウエスで優しく拭き取っていきます。
洗車場などでエアーがあればしっかり当ててすき間などにある水分を飛ばしましょう。
エアーが無い場合でも、ドアノブなどはドアを開け閉めすると振動である程度水を出すことが可能です。
『洗車後にエッジやホイールを拭く場合は別のウエスを使用する』
外装がきれいになった後に、エッジ(ドア内側の塗装部分など)やホイールを拭く場合は、別のウエスを使用しましょう。
エッジやホイールは多く汚れが付着しています。
ボディ用と一緒にすると次回の洗車でボディを拭く際に傷だらけになる可能性があります。
エッジやホイールであれば、ある程度古いタオルでも大丈夫です。
『コーティングなどを自分で施工する場合は洗車後に行う』
洗車だけの場合は、上の3工程で大丈夫です。
コーティングなどを自分でする場合は、必ず洗車後にしましょう。
汚れのせいでうまく皮膜が乗らなかったりムラになったりする可能性があります。
コーティングを自分で施工する場合の方法や注意点は下記記事の中間あたりで説明していますので参考にしてみてください↓↓
【必見】白色の車におススメなコーティングとお手入れ方法を紹介!
【当店でスタッフが実際に使用しているウエスを販売中!】
当店ではコーティングを施工していただいたお客様に『プレミアム手洗い洗車』を毎回1,000円で行っております。
その際にスタッフが使用している洗車用ウエスと仕上げ用ウエスは通販で今すぐ購入が可能です。
是非次回の洗車でお試しください!
『吸水性抜群の洗車用ウエス(普通サイズ)』
吸水性がとても良く、普通サイズですが素早く水分を吸収します。
また、柔軟な洗車用素材を使用していますので拭きキズや洗車キズも付きにくくなります。
『仕上げ用ウエス(普通サイズ)』
クリーナーやコーティングを塗布した後の最終仕上げにおススメです。
なかなか拭き取れない油分などもしっかり拭き取れます。
仕上げ用ウエスで最後に乾拭きするだけでも、パリッときれいに仕上がります。
【使用頻度や自分のこだわりに合った洗車用ウエスを選ぼう】
大判ウエスや普通サイズの洗車用ウエスのメリットや特徴をご紹介してきました。
基本的に洗車用ウエスであればどのウエスを使うのは間違いといったことはありません。
今回紹介した内容を元に自分に合っていそうなウエスを選んでみましょう!
正しい方法で洗車をすれば拭きキズや洗車傷もウエスのサイズ関係なくほとんど防げます。
定期的な洗車できれいに愛車を保ちましょう!
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