【誰でもできる!】洗車キズや拭きキズの消し方を詳しく紹介!
今回は、車の塗装面に入る洗車キズや拭きキズの消し方について、詳しく解説していきたいと思います。
運転中、前の車などを見たときに、線のようなキズがびっしり入っていて、くすんで見えた経験は誰もが一度はあると思います。
暗い場所ではわかりにくかったりしますが、晴れた日などに見てみると、自分の車にもいつの間にかびっしり線キズが入っているというケースは多いようです。
線キズがたくさん入ってしまうと塗装がくすんで見えてしまい、新車のような光沢は全くなくなります。
そこで今回は
・線キズの種類
・線キズの原因
・線キズが入りにくくする方法
・線キズの消し方
この4つについて、詳しく解説していきたいと思います。
「いつまでも新車のような輝きを持続させたい…」
「愛車がいつの間にか線キズが入って気になる…」
誰でも解決できる方法を紹介しているので、このような悩みを持つ方は参考にしてみてください。
コンテンツメニュー
【線キズの種類】
線キズには2つの種類があります。
・洗車キズ
車の塗装の硬さにより変わりますが、洗車時に塗装面をこすったりするだけでも、線キズは付いてしまいます。
洗車キズは、力加減の調節ができない「自動洗車機」を使用した場合に入りやすいです。
拭き上げの際にも、ウエス(タオル)が汚かったり、力を入れすぎると線キズが入るので注意が必要です。
完全に防ぐことはほぼ不可能ですが、正しい方法で洗車することで、キズをなるべく入りにくくすることはできます。
特に濃色車などは目立ちやすいので注意が必要です。
・磨きキズ
磨きキズは、名前の通り塗装面を磨く際にできてしまいます。
『キズを消すために磨いてるのにそれでキズが入る?』
と思った方もいるかもしれません。
磨きキズは力が入りやすい、シングルポリッシャーやその際に使用するコンパウンドの組み合わせ、バフが古いなどが原因で入ってしまうことがほとんどです。
太陽の光などに当てたときに一部ギラッと光って目立つのはこの磨きキズによるものです。
プロが選んだDIY商品を販売中!!
【線キズが入ってしまう原因】
では次に、上記で説明したようなキズが入ってしまう原因について、詳しく解説していきます。
・洗車キズの原因
洗車キズが入りやすくなってしまうのには、いくつか原因があります。
・砂利などの汚れが付着したままで塗装面を洗っている
・洗車の際に汚れを取ろうとして力を入れてこすっている
・タオルやスポンジ自体が汚かったり硬い
・塗装面が高温のまま洗車している
・シャンプーを使用していない
・ブラッシングタイプの全自動洗車機を利用している
このように、洗車の間違ったやり方が原因となっていることが多いです。
・磨きキズの原因
磨きキズが入る原因としては2つあります。
・磨いた人がキズを見落としている
・仕上げが雑でしっかりとした工程で磨いていない
上記のような内容が、主な線キズの原因になります。
では次に、線キズの防ぎ方を紹介していきます。
プロが選んだDIY商品を販売中!!
【普段からできる線キズの防ぎ方】
線キズの原因を説明しましたが、普段のお手入れ方法を少し変えるだけで、線キズは減らすことが可能です。
・洗車キズの防ぎ方
⑴まずは水洗いする
洗車を自分で行う場合、まずは水を全体にかけ、砂利などの汚れを極力水だけで落とすようにしましょう。
そのままシャンプーをすると汚れを引きずってしまい線キズの原因になります。
できれば高圧洗浄機を使用してたっぷりに水で上から下へと砂埃を落としましょう。
⑵シャンプーを使ってしっかり泡立てる
シャンプーを使用することで、界面活性剤のおかげで比較的簡単に汚れを浮かせ取り除きやすくなります。
また、しっかり泡立てることで緩衝材のような役割を果たしてくれるため、キズが入りにくくなります。
シャンプーの泡立て方は、バケツにシャンプーと水を混ぜ入れて、途中から水をジェット噴射にするとすぐに泡立ちます。
【おすすめシャンプー】
⑶古いスポンジやタオルは使用しない。
何度も使用しているうちに、タオルなどは劣化して硬くなってしまいます。
それだけでと思われる方もいるかもしれませんが、それだけでキズは入ります。
なるべく柔らかい専用のものを使用して、事前に何か付着していないか確認するようにしましょう。
大判タオルなどを使用すると、拭き上げる回数が減り、洗車キズを軽減させることができます。
【おすすめのタオルやスポンジ】
⑷自動洗車機を使用する場合はノンブラシタイプのものを使用する
自動洗車機は機械がブラシでこするため、どうしても線キズが入ってしまいます。
時間がなくどうしても使用したい場合、ノンブラシタイプの洗車機を利用するなどすることで、線キズが入りにくくなります。
・磨きキズの防ぎ方
一般的にポリッシャーなどで磨く場合、専門の業者に任せるのが一般的ですが、自分で磨く場合線キズが入らないようにするためにいくつかの注意点があります。
⑴コンパウンドを使い分ける
コンパウンドとは、研磨剤のことでキズを磨くためのものなのですが、粒が粗いものから細かいものまで種類があります。
目の細かさは、粗目、中目、細目、極細目、超微粒子などの種類がありメーカーによって様々です。
粗目などの場合、深い傷はすぐに消すことができますが、その分細かいキズなどが入ってしまいます。
そのため、段階を分けて細かいコンパウンドで仕上げ、磨きキズまで消していくようにしましょう。
⑵道具を使い分ける
磨く際に使用するポリッシャーやバフにも種類があり、荒磨きで深いキズを磨くためのシングルアクションポリッシャーや羊毛バフ、仕上げ磨きに最適なダブルアクションポリッシャーやスポンジバフがあります。
キズを消すためには、ポリッシャー・バフ・コンパウンドを様々な組み合わせ方法で磨いて消していきます。
キズが多い場合、はじめにシングルアクションポリッシャーやハイパワーダブルアクションポリッシャー+羊毛バフ+粗目〜中目めコンパウンドで磨き、細かい傷や最終仕上げはダブルアクションポリッシャー+スポンジバフ+極細目を使用すると、線キズを残さずきれいな仕上げが可能になります。
⑶ライトを当てるなどして傷が目視できる状態にする
コーティング専門店の場合、必ず磨く際はその場所にライトを当て、傷を見やすくします。
暗い場所や側面を磨く場合、ライトなしではキズが見えないため、明るい場所に出るとまだまだキズが残っていた、ということもあります。
自分で磨く際も、なるべくライトなどでキズを確認しながら磨くようにしましょう。
【線キズや磨きキズの消し方】
線キズの場合、道具さえそろえれば自分でほとんど消すことが可能です。
一部分の場合は手磨きで消せます。
全体の場合には、ポリッシャーが必要になるので、誰でも簡単に磨くことはできませんが、具体的な作業方法について説明していきます。
・線キズを手磨きで消す方法
手磨きの場合、機械は全く使用しません。
必要な道具は2つあります。
・コンパウンド
・手磨きに使用する柔らかいタオル
コンパウンドは、キズの粗さによって使い分ける必要があります。
わからない場合は、購入の際に店員へ聞くなどして最適なものを選びましょう。
まずはじめに、磨く部分の汚れをしっかり拭きとり、きれいな状態にします
次に、タオルの上にコンパウンドを数滴分つけます。
このときに、タオルは四つ折にして、力が入りにくくするようにしましょう。
あとは、コンパウンドを磨きたい部分につけて、クルクル細かく回すようにして傷を消していきます。
力でキズを磨こうとすると、必ず別のキズが入ります。力は全く入れずコンパウンドで磨くような意識で消しましょう。
ある程度クルクル回していると、コンパウンドが薄くなり乾いた感じになります。
その段階まできたら、余分なコンパウンドをきれいなタオルでふき取ります。
キズが残っている場合は、同じ作業を繰り返していきます。
※クリア層を超えているキズなどの場合は、手磨きで消すことはできません。
明らかに塗装まで削れているような感じの傷や、数回手磨きしても消えない場合は、ストップして業者の方に相談しましょう。
何度も繰り返し磨き続けると、塗装面の上にあるクリア層が削れてしまい、塗装自体がはげてしまう可能性があります。
プロが選んだDIY商品を販売中!!
『ポリッシャーでキズを消す方法』
ポリッシャーは、キズを消すための機械ですが、誰でも説明書を読めば簡単に使用できるものではありません。
塗装面全体にキズがあり、手磨きでは難しい場合は、なるべく業者に依頼することをお勧めします。
まずは、全体を洗車して砂埃などの汚れを落とし、ネンドや鉄粉除去剤で鉄粉などがついていない状態にします。
次に、マスキングテープでライトやバイザー、エンブレム部分を保護していきます。
その後、羊毛などの比較的キズの取りやすいバフを選び、コンパウンドを磨く場所につけて磨いていきます。
ライトを当てて、傷を見ながら消して行くようにしましょう。
線キズが消えたら、次にスポンジバフと粒子が細かいコンパウンドを使い、仕上げの磨きをしていきます。
コンパウンドをしっかり使いきらないと、塗装面に付着したままになり濁って見えますので、しっかり磨ききることが大切です。
磨きにくい場所などは丁寧にゆっくりと行い、ポリッシャーが他の場所に当たらないようにするなど注意しましょう
磨き終わったら、しっかりコンパウンドの粉を水で落とします。
水をかけ終わったらマスキングテープをはがします。
その後、先ほど上記で説明したような洗い方でシャンプーをしましょう。
【ポリッシャー用のコンパウンド】
【コーティング施工をすれば線キズを防ぐことができる】
キズの種類やその原因、消し方などを説明してきましたが、線キズをなるべく入らないようにする方法がコーティングです。
プロの専門業者にコーティング依頼をすることで、どのように線キズを防ぐことができるのか説明していきます。
・コーティング施工することで防汚効果が備わる
コーティングには様々な種類がありますが、塗装面に塗ることで頑丈な皮膜を形成して、汚れや線キズが付きにくくなります。
普段の洗車も線キズの原因と説明しましたが、汚れが付きにくく落としやすくなるため普段のお手入れも簡単な水洗いでよくなるので、線キズが入りにくくなります。
線キズとは別ですが、同じく見た目を悪くする、ウォータースポットなどのシミからも塗装面を守ってくれます。
【おすすめのDIYコーティング】
※車の使用頻度や保管場所によってシミなどを完全に防ぐことはできません。
・それまでに入った線キズをしっかり消してくれる
プロの専門業者に依頼すると、まずキズのチェックから行い、不純物を取り除き、線キズをしっかり磨くなど下地処理をしっかり行ってくれるので新車以上のきれいな状態に戻ります。
そのあとにコーティングを施工するため、依頼するまでに入ってしまった線キズはなくなります。
・アフターフォローがしっかりしている
コーティングを施工した後も、手洗い洗車を行ってくれる、定期的なメンテナンスを行ってくれる、アフターフォローがしっかりしているお店が多いので、長くきれいな状態を維持することが可能になります。
コーティングにはガラス系や樹脂系、油脂系など様々な種類があり、キズの防ぐ力もそれぞれ違います。
それぞれの特徴をこちらで詳しく説明していますので、気になった方は読んでみてください↓↓↓
【必見!】ガラスコーティングのメリット・デメリットをわかりやすく解説!

【まとめ】
線キズは、いろんなことが原因で、ついてしまうことがお分かりいただけたと思います。
洗車の方法やコーティング施工など、線キズを防ぐにも様々な方法があります。
一般的に、洗車キズや拭きキズを付けないようにするために一番重要なのが「ウエス(タオル)」です。
当店では、洗車専用でキズが付きにくい吸水性抜群のマイクロファイバーウエスを販売しております。
『手磨き・仕上げ用ウエス3枚 1,100円(税込)+送料』
柔軟度 ★★★★★
吸水性 ★★★☆☆
多様性 ★★★★☆
とても柔らかく、コンパウンドなどで傷を手磨きする際におススメです!
洗車の際も、拭きあげ後の乾拭き用ウエスとして最適です。
『洗車・拭きあげ用ウエス3枚 550円(税込)+送料』
柔軟度 ★★★★★
吸水性 ★★★★★★
多様性 ★★★☆☆
マイクロファイバーウエスでとても柔らかく、吸水性が抜群です!
塗装面を傷つけにくく、気持ちいいくらいに水分を吸水します。
当店では、様々なコーティングをご用意しており、アフターケアも万全です。
また、コーティングを施工していただいたお客様に限り、施工後は丁寧な手洗いプレミアム洗車を1回1,000円で何度でも受けることが可能です。
CAR BEAUTY FACTORY BROS